流山の歯科医院で「デジタル加工技術によるCAD/CAM冠」治療が受けられます。 2020/07/20 流山で「デジタル加工技術によるCAD/CAM冠」治療が受けられる歯科医院です。 時代は‟Digital Dentistry(デジタルデンティストリー)”に移行しています。 歯科医療界においても、‟Digital Dentistry(デジタルデンティストリー)の時代”に移行してきています。当院でも、古き良き時代の被せ物や入れ歯の製作方法を理解・活用しつつも、最新のデジタル加工技術も取り入れながら、患者様の治療に臨んでいます。画像は口腔内スキャナーを用いて画像を作製するデジタルの型取り方法の様子です。 連続した撮影画像が繋がることにより、上下の歯列(歯並び)が完成します。上下の歯を合わせたかみ合わせの位置関係も画像で記録することにより、正確に再現されます。 必要に応じて顎運動(下あごの動き)を音波振動で記録し、被せ物の形に反映させます。 ‟Virtual Articulator (バーチャルアーティキュレーター)”という咬み合わせを診断、調節する「咬合器」と呼ばれる装置を設定し、顎運動の経路等、生体の細かな動きをPC上で再現していきます。 デジタル咬合器上にて、作製する補綴装置(この画像の場合、被せ物)の形態や咬合接触点、面積、接触強さを設定していきます。被せ物の縁(フチ)のことを「マージン」と呼びますが、マージンラインも多方面から確認し、ゼロフィッティングさせるようデジタル画像上で修正していきます。 PC上にてデザインされた被せ物の形をデジタルデータ(CADデータ)として、今度はミリング加工の段階に移ります(CAM)。 ミリング加工機によって、ブロックを削り出している途中の画像です。ブロック材料としては、高強度レジンブロックや長石系ガラスセラミックスブロック、半焼結体ジルコニアブロックなどのバリエーションに対応しています。 完成された被せ物の画像です。ここまでは歯科技工士の担当となりますが、生体で機能するように調整し、装着するのは我々、歯科医師の仕事となります。 現在、上下第二大臼歯が緊密な咬合接触関係にあれば、上下第一大臼歯(前から6番目)までは健康保険適用の高強度レジンブロックによるCAD/CAM冠で治療が可能となっています。デジタル歯科治療をご検討の方は是非、グランツ歯科クリニックまでご連絡ください。 アクセスはこちら