流山の歯科医院でアレルギーを起こしにくい麻酔薬で治療を行っております。
2020/03/17
流山で「血圧上昇」や「アレルギー」を惹起しにくい麻酔薬を準備している歯科医院です。
目的に応じた薬剤選択が必要です。
歯科で用いる麻酔薬剤についての御相談が増えてきています。特に、お子様の歯科治療で用いる麻酔薬に関する心配の声が聞かれます。治療目的に応じた麻酔薬の使い分けが重要とされています。医療事故防止の観点からも、医療者側が充分に検討しなくてはなりません。
近年は症例に応じて、薬物アレルギーを警戒して血管収縮剤や防腐剤・酸化防止剤を含まない薬剤が選ばれる傾向にあり、「シタネスト-オクタプレシン」や「スキャンドネスト」の使用が増えてきています。これは即時型で発症すると重篤な症状となりやすい「Ⅰ型アレルギー」を回避する目的や、高血圧や糖尿病で過度な血管収縮作用を避けたい有病高齢者患者が増えていることを考えると、とても有効な薬剤です。特に局所麻酔薬の成分のうちアレルギーの原因物質となりやすいのは、麻酔有効成分よりも防腐剤として添加されているパラオキシ安息香酸メチルやpH(酸性度)調整剤のピロ亜硫酸ナトリウムと言われています。
外科的侵襲が大きく止血効果を期待する外科処置などでは「キシロカイン」や「オーラ注」、「キシロステシン」などのリドカイン系の麻酔薬が有効ですが、侵襲の小さな処置では麻酔効果が長く続かないことも患者さんにとって利点となります。医療事故防止の観点からも、局所麻酔の目的に応じた使い分けが必要となってきています。
持病があり使用する薬剤に不安がある方や、お子様の治療で安全な薬剤の選択を検討したい方は是非、グランツ歯科クリニックまで御相談ください。